アンカビンmic 20ml
商品説明
みずむし・たむしは、真菌(カビ)の一種である白癬菌が皮膚の角質層に寄生し、不快なかゆみや痛み等の症状を起こす皮膚病です。アンカビンmic は、原因菌となる白癬菌やかゆみ等の症状に働き、みずむし・いんきんたむし・ぜにたむしを改善するために考え出された、生薬抽出エキス配合のみずむし薬です。
アンカビンmicのミコナゾール硝酸塩は白癬菌を殺菌し、ジフェンヒドラミン塩酸塩やリドカインは、患部のかゆみや痛みの症状を鎮めます。また、シコン・トウキのゴマ油抽出エキスは新しい皮膚の形成を助け、みずむし・たむしによる皮膚の損傷を改善します。
効能・効果
みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし
成分・分量
本剤100mL中
ゴマ油抽出エキス・・・13.8g
(シコン 4.7g)
(トウキ 4.7g)
ジフェンヒドラミン塩酸塩・・・1.0g
ミコナゾール硝酸塩・・・1.0g
リドカイン・・・2.5g
添加物としてイソプロパノール、ゴマ油、乳酸、ミリスチン酸イソプロピルを含有する。
・本剤は赤褐色で、特異なにおいを有する液剤です。
・本剤は天然の生薬を原料としていますので、多少色調の異なることがありますが、効果に変わりはありません。
製造・販売元
剤盛堂薬品株式会社
〒640-8323 和歌山市太田二丁目8番31号
区分
第2類医薬品
用法・用量
1日数回、適量を患部に塗布して下さい。
<容器の使用方法>
・使用前に、容器の先端を上に向け、手の指で1~2度空押しして、中の空気を抜いて下さい。(暑い時期や温度の高い場所に置かれていた場合、また薬液が少なくなった場合などに、内圧が高まり、薬液が多く出ることがありますので、それを防ぐためです。)
・使用する際は、容器を下向き又は斜めにして、患部(患部の痛みが強い場合は周辺部)に先端を軽く押し当てて薬液を出し、患部より広めに塗布した後、すり込んで下さい。(強く押し当てると薬液が出すぎるおそれがあります。)
・容器の先端を使用部位からはなすと、薬液が出なくなります。
・使用後はティッシュなどで容器の先端をふき取り、キャップをしっかり閉めて、容器を立てた状態で保管して下さい。
※有効成分シコンの紫色は染料にも使用される色素です。くつ下などに色が付着すると落ちにくいですので、ご注意下さい。
■用法・容量に関連する注意
(1) 用法・用量を厳守すること。
(2) 患部やその周囲が汚れたまま使用しないこと。
(3) 目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い、直ちに眼科医の診療を受けること。
(4) 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。
(5) 外用にのみ使用すること。
(6) 本剤のついた手で、目や粘膜に触れないこと。
使用上の注意
■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の部位には使用しないこと
(1) 目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)、陰のう、外陰部等。
(2) 湿疹。
(3) 湿潤、ただれ、亀裂や外傷のひどい患部。
■相談すること
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1) 医師の治療を受けている人。
(2) 乳幼児。
(3) 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(4) 患部が顔面又は広範囲の人。
(5) 患部が化膿している人。
(6) 「湿疹」か「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」かがはっきりしない人。(陰のうにかゆみ・ただれ等の症状がある場合は、湿疹等他の原因による場合が多い。)
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位 | 症状 |
---|---|
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、刺激感、落屑、ただれ、乾燥・つっぱり感、水疱 |
3.2週間位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
4. 他の医薬品等を併用する場合には、含有成分の重複に注意する必要があるので、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
保管及び取り扱い上の注意
(1) 直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管すること。
(2) 小児の手の届かない所に保管すること。
(3) 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4) 火気に近づけないこと。
(5) 本剤は1度以下の温度で凝固することがありますのでご注意下さい。凝固した場合はしばらく放置し、溶けてから使用して下さい。
(6) 有効成分シコンの紫色は染料にも使用される色素です。くつ下などに色が付着すると落ちにくいですので、ご注意下さい。
治療のポイント
(1) 患部はいつも清潔に保つよう心がけて下さい。
(2) 通気性を良くして患部がむれないようにして下さい。
(3) くつ下など衣類は毎日取り替えるようにして下さい。
(4) かゆみ等の症状がなくなっても、しばらくの間は根気よく治療を続けて下さい。